プリント基板は、
私たちの生活を支える必需品。
プリント基板とは、スマホやゲーム機、クルマ、電車、産業機械などの内部に必ず入っている板状の製品です。表面には様々な模様が描かれており、その上に多くの部品が組み込まれています。たとえばハイブリッドカーや電気自動車の場合、モーターを制御するのにプリント基板は欠かせません。電子機器のCPUやメモリーなども、このプリント基板が無ければ機能しません。電気を使う製品には不可欠なものだからこそ、社会のニーズに直結しているのがプリント基板の面白さです。最近ではスマホやタブレットの普及に伴い、プリント基板の小型化・高機能化が急スピードで進んでいます。
電気・機械・化学、
それぞれの加工技術を駆使する。
プリント基板は、10以上もの工程で生産されています。一般的な工業製品との違いは、電気から機械、化学まで様々な加工技術を使うこと。板の表と裏を電気的に接続させるメッキは化学加工、何枚もの板を重ねる積層プレスは機械加工、レーザー加工や裁断・穴あけなど多岐にわたります。これらを駆使して作り上げていくため、プリント基板はあらゆる加工技術の結晶です。また、お客様をはじめ、私たちとタッグを組んで製品開発を行う材料メーカーも日本を代表する大手企業ばかりです。モノづくりから提案・販売まで、どの職域も大きなやりがいが得られるはずです。
急拡大のプリント基板市場を
コア加工技術で攻める。
スマホやゲーム機、EVなどが急速に普及し、プリント基板市場は毎年二桁成長を遂げています。プリント基板は、お客様の設計図面をもとに生産するため差別化が難しい製品です。愛工機器の強みは、コア加工技術と海外サプライヤーとの協働にあります。調達先である海外サプライヤーとタッグを組み、お客様のニーズに合わせて、「高密度で高精細なパターン(模様)をどう作るか?」「熱対策は?」「素材は何を使うか?」などを徹底的に考える。その上で試作に1週間、量産に2~3週間という短納期を実現し、多品種少量生産を実現しています。
新しい知識や技術を吸収し、
変化を楽しめる人材を求む。
プリント基板の世界的な需要は、今後もさらに伸び続けると予測されています。スマホや家電はもちろん、EVや自動運転技術には様々なセンサーが搭載されており、そのセンシング技術にもプリント基板は不可欠です。また、IoTやAIによる第四次産業革命によって、あらゆるものがネットにつながる未来も目前に迫っています。時代や消費者のニーズに合わせて、プリント基板に求められる役割も大きく変化していく。だからこそ、愛工機器で活躍できる人材とは、固定概念にとらわれず、新しい知識や技術を貪欲に吸収し、自ら変化を楽しめる人材です。